行政書士合格率は8%?!

行政書士資格の合格率は平成27年度で13.12%です。

しかしさかのぼっていくと、26年度で8.27%、25年度10.10%、24年度9.19%、23年度8.05%、22年度6.60%、21年度9.05%、20年度6.47%……となっていて、過去通算平均すると8%台くらいでしょうか。
合格率8%と数字だけ見ると、難易度が高く難しい試験に思えてきます。
100人受けて8人しか受からない試験の中、その8人に入れるだろうか……と不安になってしまうのも無理はありません。

けれど、この8%という数字に惑わされて行政書士資格をあきらめてしまうのは尚早です。
これにはいくつかの理由があります。

ひとつは、受験者が圧倒的に多いということ。平成11年頃まではおよそ3万人程度だった受験者が、15年度には8万人オーバーにまで増えているのです。当時は社会的に資格ブームだった上に、TVドラマや漫画などで行政書士がテーマに使われたことも背景になると思います。

こうして受験者数が増えている上に、行政書士の試験は受験資格がまったくない、という要因が加わるのです。
その気さえあれば、高校生でも100歳以上の人でも受験することは可能です
現に平成22年度は10代の受験者が995名(内36名合格)、60歳以上の受験者が3094名(内94名合格)もいました。
本気で合格する気で行政書士について勉強をし、本番に挑む人がいるのは当然なのですが、「受験資格が問われない」ために、軽い気持ちで記念的に試験会場に来る人も少なくないのです。
ほかの資格試験等に備え、試験の雰囲気だけを見に来るという人もいます。あるいは、受験申し込み時はやる気満々だったけれど、試験までに勉強が間に合わずはなから合格をあきらめている人も。

行政書士の資格試験は合格率8%というと非常に難しい気がしますが、試験内容自体は難易度はそう高いものではありません。受験者の偏差値的なものが低いので、合格率が下がっているだけと言い切っても言いすぎではないのです。

合格率の低さのカラクリさえ理解しておけば、そう恐れることはありません。
行政書士の試験は絶対評価で60%以上の問題が正解すれば、合格することは間違いないのです。